キャッシングに必要な書類は何?

キャッシング利用に必要な書類

キャッシングに申し込むには、当然ですが書類の提出が求められます。すべての金融業者のキャッシングが、身分証明書ひとつで簡単に申し込むことができたらとても便利です。しかし、総量規制(下記参照)などの取り決めに応じて、提出しなければいけない書類が増える傾向があります。

金融業者によってもその条件はマチマチです。職業や雇用条件によっても提出する書類は異なります。ここでは、職業別の必要書類・提出方法や注意点など、カードローンやキャッシングの書類に関する情報を詳しくお届けします。

※総量規制とは、“年収の1/3以上の貸し付けを個人に行ってはいけない”という内容で、貸金業者に向けの法律です。

必要な書類は職業ごとに異なる!なにが必要?

カードローンやキャッシングに申し込む場合、職業によって提出書類が異なります。ここでは、それぞれどんな書類を用意すればいいのか解説します。まず、職業に関わらず、絶対に提出が必要な書類が申込書と本人確認書類です。

申込書というと、店頭に足を運んで窓口で必要事項を記入するイメージがあります。しかし、最近ではインターネットから申し込みするケースが増えています。インターネットからの場合、申し込み画面(申し込みフォーム)に入力して送信するだけです。さらに、24時間365日いつでも受付している便利な方法です。

本人確認書類に関しては、以下のものが対象です。

  • 運転免許証
  • パスポート
  • 健康保険証
  • 個人番号カード

これらのいずれかの提出が必要です。どれでも問題ありませんが、顔写真と現住所が明記された運転免許証なら処理がよりスムーズです。特に早くお金を借りたい場合にオススメです。

もし、本人確認書類の住所と現住所が異なる場合、公共料金の領収書・住民票の写し・印鑑証明書・国税や地方税の領収書・納税証明書・社会保険料の領収書などもあわせて提出が必要です。公共料金は、電気・水道・ガス・NTT・NHKなどの利用料金の領収書が有効です。

また、日本以外の国籍をもつ場合、在住カード・特別永住者証明書・外国人登録証明書などが有効です。

給与受給者の場合

会社勤めをしているサラリーマンなど、毎月コンスタントな給与がある方の場合の“収入証明書(所得証明書)”の提出には、以下の書類が有効です。毎月給与の振り込みがあるのであれば、パートやアルバイトもこれに該当します。

  • 源泉徴収票
  • 給与明細書
  • 課税証明書
  • 納税証明書
  • 確定申告書

これらのうちいずかの提出が必要です。いずれも直近なものを提出すれば審査がよりスムーズです。

自営業者・法人事業主の場合

自営業者(個人事業主)や法人事業主などの方が“収入証明書(所得証明書)”を提出する場合、以下の書類が有効です。

  • 確定申告書
  • 課税証明書
  • 納税証明書
  • 青色申告決算書
  • 収支内訳書

これらのうちいずれかの提出が必要です。こちらもなるべく直近のものを提出しましょう。

専業主婦(夫)の場合

専業主婦(夫)の方がお金を借りる場合、以下の書類の提出を求められます。

  • 配偶者の同意書
  • 夫婦関係証明書

このように、職業によって求められる書類が異なります。金融業者によっても違いますので、担当者の指示に従いましょう。次の項では、必要書類がなぜ必要なのかについて解説します。

なぜそれらの書類が必要なのか?

カードローンキャッシングの審査で必要となる書類は、金融業者によってさまざまです。その反面、それらの書類が必要な理由についてはほぼ共通しています。例外をのぞく一般的なことを解説します。

本人確認書類が必要とされる理由は、申込者本人かどうかを確認するためです。ひとことで言って詐欺防止策です。もし、本人ではない名義で申し込まれた場合、名義の持ち主が返済を代わって行わなくてはいけなくなります。場合によっては、金融業者は貸したお金を回収できないこともあります。

近年では少なくなりましたが、実際に本人になりすまし勝手にローンを組まれたという事例が多発しました。自分を守るための手段でもあると割り切って提出に応じましょう。

収入証明書が必要とされる理由は、収入がどのくらいかを確認するためです。一般的に高額融資になればなるほど収入証明書の提出が求められる可能性が高くなります。いくらから高額融資になるかの基準は、金融業者各社で異なります。大手消費者金融の場合、50万円の希望額より収入証明書の提出が原則となっています。

5万円や10万円程度の融資なら、年収はさほど重視されません。しかし、数十万円~数百万円の融資となれば、年収がいくらなのかを具体的に知る必要があります。返済能力に問題ない人物かどうかの判断に収入証明書が必要とされます。

収入のない専業主婦(夫)の場合、総量規制の取り決めにより消費者金融からの借り入れができません。しかし、配偶者の同意書と夫婦関係証明書の提出によって借り入れが可能になる場合があります。ちなみに、銀行のカードローンは総量規制対象外ですが、同等な書類を求められる場合があります。また、その他の提出書類は配偶者の職業によって変わります。

次の項では、必要書類を用意する方法について解説します。いざとなると手間と時間がかかるので、あらかじめ心の準備をしておくだけでも全然違います。

必要な書類を用意する方法

いざ書類を準備するとなった際に、「こんなに取り寄せまでに時間がかかるならもっと前から用意しておけばよかった」という場面に出くわします。あらかじめ書類を用意する方法について知っておけば早期融資にもつながります。

申込書

インターネットや無人契約機なら画面を通じて必要事項を入力します。それ自体が申込書代わりとなります。しかし、現物書類(紙製のもの)を用意しなくてはいけない場合があります。その場合は、店頭・パソコンからダウンロード・申込書が添付されている資料(パンフレット)の請求などの方法があります。

本人確認書類

本人確認書類は、【自分で管理】する運転免許証や健康保険証などなので問題ないでしょう。

収入証明書

収入証明書は、職業によってもさまざまです。書類によって勤務先・税務署・役場など入手できる機関が異なります。順を追って発行方法について説明しましょう。

給与所得者の収入を証明する “源泉徴収票”や“給与明細書”は、勤務先に発行を依頼しましょう。

個人事業主の収入を証明する 「確定申告書」は、税務署で開示請求することができます。確定申告をした税務署で行うのが原則です。

「課税証明書」を取り寄せる場合は、役場などで発行することができます。原則として住民票がある役場への依頼が原則です。

書類を依頼する場合、郵送の手配もできますが思いのほか時間がかかってしまうことも少なくありません。できれば、それぞれの窓口に訪問するのが賢いでしょう。

夫婦関係証明書

夫婦関係を証明するには、“戸籍謄本(戸籍抄本)”の提出が有効です。戸籍謄本は、住まいがある役場ではなく、戸籍がある役場でしか取り寄せることができません。戸籍がある役場が遠い場合は郵送手続きが便利です。ただし、到着までに1週間ほどかかることもあるので注意しましょう。

次は、書類の提出方法について説明します。

書類の提出方法

キャッシングでの書類提出方法について解説します。申込みから融資までのどのタイミングでどの書類を提出するのか大まかな流れを見ながら確認してみましょう。

  1. 仮審査申し込み
  2. 申込書の提出
  3. 勤め先への在籍確認(電話)
  4. 金融業者から提出書類の依頼(メールもしくは電話)
  5. 依頼された書類の提出
  6. 最終審査(本審査)
  7. カード受け取り(融資可能)

書類を提出する際には、コピーなどの内容がボヤけていないか注意しましょう。また、記載内容を十分に確認しましょう。収入証明書の場合、申し込み者の氏名・勤務先名・発行年月・給与詳細が明記されていることが必要です。

インターネット申し込みの場合、書類を撮影した画像をメールで送信する、アップロードするなどの方法で提出しましょう。

自動契約機の場合は原本を持参しましょう。店頭窓口の場合は原本もしくはコピーの持参が求められます。

郵送申し込みの場合、原本のコピーをポストに投函しましょう。金融業者からもらう返信用封筒で送るのが一般的です。

提出書類が少なくて済む方法

キャッシングの契約で、書類をなるべく少なくしたい!そこを重視する方にいくつかの方法を解説します。

  • 本人確認書類のみでOKのカードローンに申し込む
  • 希望限度額によって収入証明書が不要なカードローンを選ぶ
  • WEB完結申し込み

キャッシングの中には、本人確認書類のみの提出だけで申し込み可能という場合もあります。この場合、言葉の解釈に注意が必要です。たとえば「契約まで書類が不要」と謳われていた場合、金融業者によって2つの意味合いがあります。

ひとつめは、“融資まで書類は何も必要ない”という意味合いです。もうひとつは、“契約(融資の承諾)までは書類の提出が不要でも、契約の際には提出書類がある”という意味合いです。どちらなのかはホームページやオペレータなどに事前確認する必要があります。

入手にもっとも手間がかかる “収入証明書”。中には、提出不要なカードローンを選ぶことも可能です。また、返済能力に問題なければ提出不要と判断する金融業者もあります。過去に借り入れと返済に何も問題ない顧客の場合、その実績自体が信用となります。そのため、新たに書類をあれこれ提出しなくとも審査に通過できることもあります。

またカードローンは、希望限度額によって収入証明書の要・不要が決まるものが一般的です。希望限度額を調整することによって、書類の提出をできるだけ少なくすることが可能です。

カードローンによっても異なりますが、WEB完結申し込みなら提出書類が少なくてすむ可能性があります。WEB完結型は、すでに利用がある顧客に対して優遇される申し込み方法です。本人確認書類は普通預金口座申し込みの際に確認済みなので、再度提出しなくでもOKという金融業者も少なくありません。

書類不備によって審査が遅れる注意点

キャッシングで書類の提出がたくさんあればあるほど、書類の不備も多くなる傾向にあります。書類の不備によって、お金を借りるタイミングが大幅に遅れることがあります。

たとえば、書類のコピーを作成する際には、はみ出しや斜めになっていないか確認する必要があります。審査で重要となる部分が確認できなければ再提出になることがあります。

書類をパソコンからダウンロードする際には、書類を印刷しなくてはいけません。印刷するインクが十分足りているかも事前に確認しておきましょう。

書類を画像に撮影する場合、はっきりと確認できないものや、画面からはみ出しているものは無効になる場合があります。また、スマホなどの本体を縦向きにして撮影すると画像自体が小さくなるので、横向きで撮影するのがオススメです。

画像のアップロードやメール送信、自動契約機などからの再提出なら、その場でやり直しすればいいのでさほどリスクはありません。しかし、郵送などによる再提出は、他の提出方法に比べ時間もかかってしまうので、特に注意が必要です。

即日融資を希望する場合、焦るばかりに思いがけないイージーミスをしてしまいます。書類の内容の記入ミスなどもありがちなので、十分に確認してからの提出を心がけましょう。

すぐにお金を借りる方法

新規でカードローンキャッシングに申し込んだ場合、即日融資の決め手は“いかに早くローンカードを入手できるか”が大きなポイントです。たとえば、下記のようなカードを選べば即日融資してもらえる可能性が高くなります。

  • 無人契約機が設置されているカードローン
  • 振込キャッシングができるカードローン
  • クレジットカード

無人契約機が設置されている場合

無人契約機は、消費者金融のプロミスやアコム、銀行の新生銀行カードローン レイクや三井住友銀行などで導入されています。対面なしで利用できる気軽さも人気の理由です。

その場で申し込みできてわずか最短30分ほどで審査回答が得られます。カードローンの利用でキャッシングするためには、ローンカードが必要です。無人契約機ならローンカードもすぐにその場で発行してもらえます。ローンカードさえ入手することができれば、全国のコンビニATMなどからの引き出しが可能です。普通預金口座の預金を引き出すのと同じように利用できます。

振込キャッシング

振込キャッシングは、ローンカードが手元になくともお金を引き出せる方法です。利用方法を簡単に説明しましょう。まずはカードローンに申し込みます。即日審査に通過してもローンカードが自宅に送られてくるまでに数日かかってしまいます。そこで振込キャッシングと言ってカードローン会社から、自分の普通預金口座に振込してもらうことができます。普通預金口座に依頼した金額が振り込まれていれば、預金を引き出すのと同じ方法で利用が可能です。カードローン会社によっては、振込先銀行が限定される場合があります。ローン会社指定の口座を持っていれば、土日でも瞬時にお金を振り込んで貰えるサービスなども登場しているので、振込キャッシング利用前にはそうした点もチェックしましょう。

クレジットカード

カードローンについて説明してきましたが、もうひとつ忘れてはいけないキャッシングがクレジットカードです。最近では、ショッピングだけでなくキャッシング枠も設けられるものが主流になりつつあります。

クレジットカードなら、デパートで土日もカード発行していることが多いので便利です。コンビニATMなどでも気軽に引き出しが可能です。カードローンの無人契約機の店舗に行くのがちょっと抵抗がある方にオススメです。

ウソの申告によって限度額が減額される?

書類を入手するまでの時間がかかり、借り入れまでの時間が長引いてしまったというケースはよくあることです。しかし、もっとキャッシングの書類で気を配らなくてはいけないのが、記入間違いや記入モレなどによるミスです。そして、もっとあってはならないのが、“偽装申告”です。

名前や住所の記入間違いなら、金融業者からの確認の際に訂正すればすむ場合もあります。それより致命的なのが、数字の申告が事実と異なる場合です。

  • 年収の偽装
  • 勤続年数の偽装
  • 返済状況の偽装(借り入れ件数や返済残額など)

年収の偽装

少しでも審査が有利になるために、実際の年収よりもちょっと上乗せした金額を入力してしまいたくなります。しかし、これを考える人は非常に多くシビアに確認される項目なのです。金融業者によっては、年収の1割程度の上乗せなら問題ないとするケースもあるようです。ですが、担当者によってはそのことで審査落ちの判断をくだす場合もあるので、妥当な金額を入力するのが無難です。一番良いのは、きちんと自分の年収を収入証明書などで確認し、間違いない金額を記入することです。

勤続年数の偽装

カードローンによっては、勤続年数を明確な条件とするものがあります。たとえば、勤続年数条件が1年以上のカードローンキャッシングに申し込んだとします。勤続期間が12か月目、つまり1年に満たなかった場合、あともう少しだから勤続年数の記入欄に1年と記入してしまいたくなります。ですが、この偽装申告で審査落ちになってしまう可能性があるので絶対にやめましょう。あせって申し込むよりも条件をクリアしてから申し込みましょう。

返済状況の偽装

借り入れしている金融業者の件数や返済残額を申告しなくてはいけない場合があります。その際に、借り入れ件数や返済残額を少なめに申告すると審査落ちしてしまう場合があります。

中には、「間違っていることを指摘できるのなら最初から教えてほしい!」こんなことを思う方もいるでしょう。しかし、審査では通用しません。なぜならお金を貸す人物が本当に信用できる人間なのか試す目的もあるためです。また、仮審査の回答で限度額を教えてもらえます。このあとに提出する書類に相違点があった場合、一度決定した限度額が減額されてしまうこともあるので注意が必要です。

まとめ

キャッシングの書類でもっとも気をつかうのが収入証明書です。ホームページなどで、「収入証明書不要」というキャッチフレーズを見かけます。だからと言って、どんな場合でも収入証明書が不要とは限りません。逆に、「原則、収入証明書が必要」と記載されていても提出しなくていい場合もあります。つまり、キャッシングの審査で収入証明書が必要かどうかはケースバイケースです。

申し込みから借り入れまで最短30分という気軽さのイメージが定着。そんな進化をとげたキャッシングですが事前準備は必要です。気軽さの言葉をそのままうのみにして手ぶらで店舗に訪問しても、書類を準備していなかったためにムダ足を踏んでしまうこともあります。そうならないためにも、事前に書類のことを学習し、準備万全でキャッシングに申し込みましょう。

最後にこの記事で解説したことを大まかにまとめてみます。

  • 職業ごとに提出する書類が異なる
  • 本人確認書類の提出は“詐欺防止策”だった
  • 収入証明書の提出は、返済能力を確認する際に必要
  • 必要書類の取り寄せ時間も考慮し、計画的に行動しよう!
  • 書類の不備があると融資までに時間がかかってしまう
  • 書類が少なくても融資してもらえるカードローンはある
  • すぐにキャッシングするには、無人契約機や振込が便利

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