キャッシング方法の中に、クレジットカードに付いたキャッシング枠の利用があります。利用の流れは銀行や消費者金融のカードローンとほとんど同じです。ここでは、セディナカードについて詳しく解説します。

セディナカードは年会費無料のクレジットカードで、楽天市場やAmazon、全国のセブン-イレブンなどの利用でポイントがたまります。たまったポイントは、Amazonギフト券などのポイント交換や現金化が可能です。

また、カード紛失・盗難・ネットによる不正利用などの被害にあった場合、届け出日から60日前までなら損害の全額もしくは一部金が補償されます。

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セディナカードとは

セディナカードは、三井住友フィナンシャルグループの株式会社セディナが発行するクレジットカードです。聞き慣れない方も、旧ダイエーが発行していたオーエムシーカードと言えばご存知の方も多いでしょう。

カードにはいろいろ種類があり、オーソドックスな「セディナカード」をはじめ、「セディナETCカード」「セディナカードJiyu!Da!」「セディナカードファースト」など、さまざまなニーズに対応するクレジットカードが発行されています。また、ハローキティーとタイアップするカードでは、サンリオピューロランドの優遇などもあるのでファンにとってはたまりません。

セディナカードのキャッシングの特徴

セディナカードでキャッシングした場合の金利、限度額、利用条件などについて解説します。

金利について

金利は実質年率で最大18.0%です。これは利息制限法により、10万円から100万円未満を借入する場合、上限金利が18.0%と定められているからです。

限度額について

利用可能枠は1万円~200万円で、新規申込みの場合は上限50万円までです。審査によってこの範囲内で実際に利用できる利用限度額が決まります。

利用限度額はショッピング枠とキャッシング枠に分かれ、キャッシング枠はショッピング枠に含まれます。

例えば、ショッピング枠が50万円、キャッシング枠が30万円とします。この場合は合算した80万円を利用できるわけではありません。総ご利用限度額というのが決まっているため、その範囲でしか利用できません。これはショッピング枠の金額と同額に設定されるため、内訳問わずそのカードでは50万円までしか利用できないということになります。

利用条件について

セディナカードを利用できる条件は下記の通りです。

  • 高校生を除く18歳以上の方
  • 電話連絡が可能な方

上記の条件を満たす方ならセディナカードに申し込むことが可能です。年齢制限はカードローンより幅広く、18歳から利用可能かつ上限設定がないことが大きな特徴です。また、パート・アルバイト・収入のない専業主婦(主夫)でも利用可能ですが、書類の提出が必要です。

限度額や利息(手数料)を確認する方法

インターネットからセディナカードに申し込んだ場合、「OMC Plus(オーエムシープラス)」という会員専用のサービスに自動登録されます。このサービスによって限度額や請求額の確認、ポイント照会などができます。電話による24時間自動音声応答サービスでも確認可能です。

キャッシングの利息は、借入の経過日数に応じて日割り計算されます。例えば、金利18%で1万円を1日だけ借入した場合は、以下の計算がされます。

10,000円×18%÷365日×1日 = 約5円】

このように10,000円を1日借りた場合の利息(手数料)を頭に入れておけば、利息計算が簡単にできます。例えば、30日借りた場合は5円に30日をかけた150円、さらに3万円の借入なら150円に3をかけた450円が利息額の目安となります。借入日数と借り入れ額に応じて乗算する習慣を身に着けると、頭の中だけで簡単に利息計算ができます。

キャッシング枠の審査基準

セディナは、OMCカード(オーエムシー)、セントラルファイナンス、クオークの3社が合併したクレジット会社です。つまり審査には、旧オーエムシーカードや旧セントラルファイナンスの審査基準が受け継がれていると考えられます。

もし、合併前にそれぞれのカードで遅延などがあった場合は審査に通過できない可能性があります。この場合、セディナに関連するカードの申し込みは諦め、他の金融機関の申し込みを検討するのが契約への近道です。

また、過去5年以内に支払いの遅延があった場合、個人信用情報機関(CICなど)に記録されている可能性があります。この場合はセディナの関連会社に関わらずどの金融業者の審査にも通過できません。

前述の通りセディナカードには年齢の上限設定がありません。このことから、年齢や職業よりも、安定した継続収入による返済能力が審査に通過するためのカギになると考えられます。

限度額を増やす方法

セディナカードのキャッシング限度額を増やすには、増枠(利用限度額変更)の申し込みが必要です。申し込みは、「OMC Plus」から可能です。増枠希望の場合でも審査が必要です。審査結果によっては増額が認められない場合もあります。

また、ショッピング枠であれば、一時的な高額商品購入などに対応した一時増額サービスがあります。ただし、1回払いに限定されていること、何に使うかの見積書の提出が必要なことなどの条件があります。国内利用の場合、申し込みから最短当日で利用可能です。

借り入れ方法

セディナカードで借入するには、ATMや振込(インターネットやテレホンキャッシング)などの方法があります。

ATMの場合、自分の普通預金口座からお金を引き出すのと変わらないのでとても簡単です。都市銀行、提携銀行、信用金庫、コンビニなどで利用可能です。“Cedyna”や“OMC”のマークが目印です。

インターネットによる振り込みの場合、「OMC Plus」へログインし、サービスメニューの「キャッシング・ローン」から誘導にしたがって手続きしましょう。

また、振込で借り入れする場合は指定できる金融機関が決められています(三菱東京UFJ銀行・みずほ銀行・三井住友銀行・ゆうちょ銀行・楽天銀行など)。利用するには、各金融機関のインターネットバンキングの登録が必要です。

最低借入金額は、ATMの場合1万円、インターネットやテレホンキャッシングなどの振込の場合3万円です。それぞれ1万円単位での借入が可能です。振込は便利ですが、3万円以上の借り入れでないと使えない等の不便さが目立ちます。必要以上のお金を借りてしまう可能性があるため、心配な方はATMからの借入がオススメです。

ATMによる手数料は、1万円以下の借入で100円(税別)、1万円超の借入で200円(税別)です。また、三井住友銀行のATMなら手数料が無料になる場合があります。

返済方法

返済方法は、通常返済と繰り上げ返済に対応しています。

通常返済(約定返済)

通常返済は設定した金額を毎月支払う方法です。1回払いもしくは分割払い(残高スライド定額リボルビング払い)を選択できます。返済手段は、指定する銀行口座から自動引き落としとなります。返済日は、末締め翌月27日に指定されています。分割回数は最長8年2か月(1回~98回)の範囲で設定できます。

繰り上げ返済(臨時返済)

また、余裕のある時に臨時で入金する繰り上げ返済にも対応しています。繰り上げ返済の支払い方法は下記の通りです。

  • 電話による入金
  • インターネット(Pay-easy/ペイジー)による入金
  • 全国の提携金融機関ATMによる入金
  • ローソン端末(Loppi/ロッピー)による入金

このようにさまざまな方法に対応しています。

最低返済額

月々の最低返済額は、5万円までで5,000円、5万円超20万円までで10,000円、20万円超30万円までで15,000円、30万円超40万円までで20,000円、40万円超50万円までで25,000円となっています。

通常返済に加え繰り上げ返済をこまめに利用して、利息額を節約するのが賢い返済方法です。

セディナカードで海外キャッシングをする方法

セディナカードは、海外でのショッピングはもちろんATMからキャッシングすることが可能です。海外ATMの利用手数料は無料です。海外利用の返済は翌月1回払いとなることも多いですが、セディナカードの場合リボ払い(分割払い)が可能です。Visa・Master Card・JCBのマークがあるのが利用の目印です。

ただし、リボ払いを使うためには事前申し込みが必要です。申込方法は、出発日を除く3日前までにネットや電話から行えます。

また、一時的に海外の利用限度額を増枠することができます。ただし、一時的な増枠はショッピング枠のみなのでキャッシングの増枠はできません。

カードローンとの違い

クレジットカードとカードローンの違いとはなんでしょうか。もっとも大きな違いは、返済方法です。クレジットカードは一括払い、カードローンは分割払いが一般的です。しかし、最近ではクレジットカードでも分割払いに対応するタイプも増えています。

その他には、無利息期間の有無があります。カードローンの場合、特に消費者金融でよく見かけます。金融機関によっても利用条件は異なりますが、新規加入者を対象に30日程度の無利息期間が一般的です。中でも、新生銀行カードローン レイクでは、借入金額が5万円までなら180日間無利息という長期無利息サービスが強みです。それに対し、クレジットカードでは、ほとんど無利息対応はありません。短期借入の場合、消費者金融カードローンをうまく使えば賢い返済が可能です。

クレジットカードとカードローンの賢い使い分け

クレジットカードとカードローンを使い分けるには、利用頻度と利用額で判断することがポイントのひとつです。借入はほとんど利用せずショッピングや海外での利用が多いならクレジットカードがオススメです。それに対し、借入利用が多い人なら低金利のカードローンがオススメです。

また、セディナでは早くカードを発行したいという方にはカードローンをすすめています。当日12時までに申込めば最短即日でカードを発送してくれます。ただし、混雑状況や審査の内容によっては時間がかかることもあるので、早めの申し込みが無難です。

キャッシングができない理由と対応策

ある日突然、セディナカードでキャッシングができなくなったとしたら、限度額のオーバーかもしれません。この場合はどうしたらいいのでしょうか?

セディナカードの最大限度額は200万円ですが、誰もが200万円まで借入できるわけではありません。審査によって200万円の範囲内で利用限度額が与えられます。この限度額いっぱいを借入した場合、ATMからお金を引き出すことができません。意外とそのことに気付かずキャッシングしてしまう人も少なくありません。

この場合は、増枠申請を検討しましょう。過去に遅延もなくきっちり返済している利用者なら、即日で増枠してもらえる可能性があります。ただし、増枠するには審査が必要なので、すぐに増枠してもらえないこともあります。

そんな時のために、セディナカードではある一定期間だけ増枠できるサービスも行っています。この方法なら、少なくとも通常の増枠よりも承諾してもらえる可能性が高いと考えられます。ただし、一時的な増枠はショッピング枠のみとなるので注意しましょう。

いざとなって限度額が足りないことに気付いてから慌てないためにも、できたら時間に余裕があるときに増枠の対策をしておくといいでしょう。

まとめ

セディナカードの特徴は以下の3つです。

  1. カード被害に対する補償が手厚いクレジットカード
  2. ポイント還元やキャッシュバックなどが多い
  3. 旧ダイエーのオーエムシーカードが原点

利用方法の特徴は以下の4つです。

  1. 「OMC Plus」で限度額や利息の確認が可能
  2. 海外ショッピング、ATMキャッシングが可能
  3. 通常返済と繰り上げ返済に対応
  4. 最低返済額は5,000円から

審査基準と注意点

  • 個人信用情報機関や社内データの過去情報が影響する
  • キャッシングができないのは限度額がオーバーしている可能性
  • クレジットカードとカードローンの違いは返済方法と無利息期間

これが覚えておきたい要点です。セディナカードについてもっと詳しく知りたいなら資料請求もおすすめです。安全に利用するためにも、あらかじめ疑問点をすべて解決しておくようにしましょう。

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