初めてお金を借りる人が悩むのは、どこでお金を借りるのが最適なのかということですよね。キャッシングと言えば、大きく分けて次の3種類の金融商品に分類することができます。

  • 銀行カードローン
  • 消費者金融
  • クレジットカードキャッシング

まず、それぞれの特徴と、初めてお金を借りる人にとっての借りやすさを考慮したおすすめ度を紹介していきます。

銀行カードローン

お金を借りるといえばまずは銀行が思い浮かびます。普段はお金を預けているだけですが、銀行はその預かったお金を貸付することで利益を得ています。銀行にお金を預けるのは簡単ですが、お金を借りることは簡単ではありません。

それは審査が厳しく、信用がない場合はお金を貸してもらえないからです。信用というのは何度も取引をしたり、金融業者や信販会社などから借りたお金を、予定通りにきちんと返済したりすることで高まります。初めてお金を借りるという人は、信用がなく借りにくいため、あまりカードローンを使った銀行のキャッシングはおすすめできません。

消費者金融

初めての人でも気軽にお金を借りることができるのは消費者金融です。審査も甘くはありませんが、銀行と比べるとお金を借りやすい傾向にあります。金利はやや高めですが、初めてお金を借りる場合は、まずは消費者金融で信用を作ってから徐々にステップアップしていきましょう。

注意したいのは、できるだけ大手の消費者金融を利用するということです。消費者金融には名前を聞いたこともないような小さな業者もありますが、最初は安心感も重要ですので、対応がしっかりしている大手の消費者金融がおすすめです。

クレジットカードキャッシング

クレジットカードにはショッピング枠とキャッシング枠が用意されています。申し込み時に設定していれば、すぐにお金を借りることもできます。お手軽度という意味では一番おすすめですが、借りられる銀額がとても少ないため、必要な額によっては使うことができません。

キャッシングを使う上での疑問点

初めてキャッシングをするときには、わからないことだらけで不安ですよね。おすすめのキャッシングを紹介する前に、まずはよくある疑問点をクリアにしておきましょう。

金利に幅があるのはなぜ?

金融商品を見ていると金利が「年4.5~18.0%」のように幅を持たせてあります。4.5%なら低いけど、18%なら高いですよね。なぜこのような金利に幅があるのでしょう?

金利は借りる額が大きければ大きいほど低くなる傾向にあります。また信用が高い人のほうが金利は低くなります。このため、初めてお金を借りるという人は、借りる額も少なく信用もない状態ですので、高い金利での融資になることがほとんどです。

キャッシングしたお金は何に使ってもいいの?

原則として、キャッシングで借りたお金は何に使ってもかまいません。ただし、事業用途に使うことはできません。また、商品によっては借金の一本化には使えないこともあります。

おキャッシングには保証人はいらないの?

保証人は不要ですが、保証会社が審査を行って融資の可否を決めます。借りたお金を返せなくなったときは、保証会社から金融業者にお金が支払われ、保証会社が借りた人にからお金を回収します。

初めての人におすすめのキャッシング紹介

初めてお金を借りるときに、まず重視すべきことは、安心して借りられるかどうかということです。できれば大手の金融業者が理想ですが、それでもどこが大手なのかもわからないという人もいるかと思います。ここでは初めての人におすすめのキャッシングをまとめて紹介します。

プロミス

金利:年4.5~17.8%
限度額:500万円
業務形態:消費者金融

プロミスもテレビCMでよく見かける大手消費者金融です。最高金利が他の消費者金融と比べて、0.2%ほど低く設定されていますが、数万円を借りるくらいであれば、この金利差はあまり気にする必要はありません。0.2%の金利差で1万円を借りた場合、利息で考えると1ヶ月で2円分にもなりません。

プロミスではレディースキャッシングも用意されています。相談なども女性のオペレーターが対応しますので、安心して利用することができます。

  1. プロミス

    プロミス

    ・最短3分の融資も可能
    ・初めてのお客様は利用で30日間特典あり!
    ・カードレス、郵送物はなし!全てWeb完結もできて楽々便利

    ※お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
    ※お申込時の年齢が19歳以下の場合は、収入証明書類のご提出が必須となります。
    ※30日間無利息サービスの利用には、メールアドレス登録とWeb明細利用登録が必要です。
    ※高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)はお申込いただけません。

SMBCモビット

金利:年3.0~18.0%
限度額:800万円
業務形態:カードローン

SMBCモビットはWEB完結でお金を借りることができるカードローンです。一般的なキャッシングでは、融資のために勤務先に対して在籍確認の電話を行いますが、SMBCモビットの場合は書類での在籍確認も可能ですので、職場にバレることなくお金を借りることができます。

提携ATMも多く、アプリを使うとローンカードを使わずに、セブン銀行での入出金が可能です。ローンカードをなしにすれば、お金を借りていることが周りの人にバレにくくなるというメリットがあります。

  1. SMBCモビット

    モビット

    ・10秒簡易審査で結果がすぐわかる!
    ・WEB完結申込で郵送物/電話連絡なし!
    ・近くの銀行/コンビニで24時間利用可能

    ※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。

アイフル

金利:年4.5~18.0%
限度額:500万円
業務形態:消費者金融

アイフルも大手消費者金融のひとつです。テレビCMなどでよく目にする会社ですので、安心して利用可能です。アコムよりも最低金利が高めですが、これは利用限度額の違いによるもので、初めて借りる場合には気にする必要はありません。

アイフルは急ぎの融資にも対応しています。このため「いますぐお金が必要」というようなケースでも、最短で申し込んだ当日に融資を受けられることもあります。

アコム

金利:年3.0~18.0%
限度額:800万円
業務形態:消費者金融

アコムは消費者金融大手の金融業者です。最大金利が18%と高めになっていますが、金利が高い商品ほど審査には通りやすいため、初めての利用でまだ信用がない場合は、まずは金利の高い商品を選んで信用を作るところから始めましょう。

アコムを利用するメリットは、コンビニなどのATMを使ってお金を借りることができることです。全国どこでもお金を借りることができるため、とても利便性の高い商品です。

みずほ銀行カードローン

金利:年3.5~14.0%
限度額:1000万円
業務形態:銀行

銀行は審査が厳しくおすすめできないと紹介しましたが、それでも銀行の低金利は魅力的です。みずほ銀行であれば最大金利が14%ですので、消費者金融よりも4%近くも低金利で借り入れできます。その結果、総返済額を大幅に減らすことができます。

ただし、審査はとても厳しいためある程度のステータスが必要です。大手企業の正社員や公務員で、1年以上の勤務実績があるような場合には審査に通りやすいため、同等のステータスがある人にはおすすめです。

三菱東京UFJ銀行バンクイック

金利:年1.8~14.6%
限度額:500万円
業務形態:銀行

三菱東京UFJ銀行バンクイックも、低金利が魅力の金融商品です。銀行の中では審査時間も短く、店頭にあるテレビ窓口を利用すれば、申し込んだその場で審査を受けることができます。このため、すぐにローンカードを発行してもらえることもあります。

こちらもみずほ銀行と同様に、厳しい審査を受けなくてはいけません。まずは三菱東京UFJ銀行のバンクイックで審査を受けてみて、審査落ちをするようであれば消費者金融で審査を受け直すようにしましょう。

活用したいおすすめのサービス

キャッシングには様々な商品がありますので、金融業者ごとに利用者拡大のためのサービスを提供しています。それらのサービスを活用して、お得にお金を借りましょう。ここでは、ぜひ利用してもらいたいおすすめのサービスについて紹介します。

利息0円サービス

ほとんどの消費者金融で、初めて利用する人に対して利息0円のサービスを提供しています。最初に借りた日、もしくは契約を行った日から30日間は金利が0%になるサービスで、この期間内に返済すれば利息は発生しませんので、かなりお得にお金を借りることができます。

10万円を年18%で借りた場合は、1,479円もの利息が0円になります。20万円ならその倍です。借りる額が小さい場合はあまりそのメリットを感じられませんが、大きな金額を借りるときには、確実に利用したいサービスです。

ATM手数料無料サービス

一般的に、提携ATMを利用してお金を借りる場合にはATM手数料が発生します。1万円以下では108円、それ以上で216円というところが多いのですが、これは金利換算すると決して小さな額はありません。銀行カードローンの場合は、この提携ATMの一部を無料にしています。

銀行によってサービス提供の条件が違いますが、少しでも安く借りたいという人は、ATM手数料の有無も含めて商品選びを行いましょう。

キャッシングの返済方法

キャッシングを利用してお金を借りた場合は、もちろん返済をしなくてはいけません。返済方法は大きく分けて3種類あります。

  • ATMのからの返済
  • 指定口座からの引き落とし
  • 振込での返済

返済方法は利用申し込み時に決めておきます。ほとんどのケースで、上記の3つの返済方法から選びます。一般的なのは指定口座からの引き落としですが、この場合は通帳に引き落としが記載されてしまいますので、お金を借りた履歴が残ってしまいます。

誰にも知られずに返済したい場合は、ATMからの返済がおすすめです。ただし、ATMからの返済の場合は返済日を忘れがちですので、できるだけ余裕を持って返済を行うか、スマートフォンのスケジュール帳アプリなどで、返済日にアナウンスされるように設定しておきましょう。

返済は毎月一定額を返し続けます。毎月1万円の返済なら、そこから利息分を引いた額が返済に充てられます。例えば10万円を年18%で借りて月々1万円返済すると、1ヶ月目は1479円の利息が発生するため、元金は8521円減って、返済残高は91479円となります。

月々の返済の他に、ボーナスなどで増額返済することもできます。増額返済をすることで返済期間は短くなり、返済総額を減らすことができます。

即日借りるおすすめの方法

お金を借りるときには、余裕を持って計画的に行うのが基本ですが、現実問題として「今日お金が必要」というようなケースがありますよね。そんなときはどのようにすれば、即日でお金を借りることができるのでしょう。

即日融資可としている金融業者を選ぶ

まず重要なことは、即日融資対応をしている金融業者を選ぶことです。審査に数日掛かるとしている金融業者で即日融資を受けることはできませんので、ホームページを確認して、即日審査、スピード融資となっている金融業者を選びましょう。

借入額をできるだけ小さくする

キャッシングの審査は融資額が多くなればなるほど、時間がかかります。これは貸倒れリスクを減らすために、しっかりとチェックをするためです。お金を借りるときには、ついつい多めに借りようとする傾向にありますが、必要以上のお金を借りることは審査時間を伸ばすことになります。

即日融資を受けたい場合には、できるだけ融資希望額を抑えるようにしましょう。10万円以下の借入であれば比較的審査時間が短くなるとのでおすすめです。

金融業者に直接連絡をする

すぐに融資をしてもらいたい場合は、申し込みをした後に、「急ぎで融資してもらいたい」ということを伝えましょう。スピード融資を売りにしている金融業者の場合は、電話連絡をすることで優先的に処理してもらえることもあります。

クレジットカードのキャッシング利用方法

ここまでは、消費者金融や銀行のカードローンを中心に、おすすめの商品や借り方などを紹介してきましたが、最後にもうひとつのキャッシングである、クレジットカードのキャッシングについて説明を加えておきます。

クレジットカードにはショッピングで使うために融資枠と、キャッシングのための融資枠が設定されています。ほとんどの人は、申し込み時にそれぞれの利用限度額を自分で設定したか、カード会社が決めて設定しています。このため、知らず知らずのうちにお金を借りられる状態になっていたということがあります。

自分のクレジットカードでお金を借りることができるかどうかは、利用明細などを見て確認しましょう。利用残高などの項目でクレジットカードを使って、あといくら借りられるかの記載があるはずです。それがクレジットカードでの融資額です。

融資枠が設定されていない場合は、カード会社に連絡をして融資枠の設定をしてもらいます。すでに融資を受けられる状態の人は、提携ATMから利用限度額の範囲内で自由にお金を借りることができます。

クレジットカードでお金を借りる場合、リボ払いでない限りは、翌日一括払いでの返済です。消費者金融や銀行のカードローンのように、分割での返済ではありませんので注意してください。

まとめ

これから初めてのキャッシングをしようという人に向けて、基本的な使い方を紹介しました。お金を借りるということは、最初は抵抗があるかもしれませんが、どこで借りればいいのか、その理由をきちんと把握しておけば、金融業者選びで迷うことはありません。

これまでお金を借りたことのない人は、まだ信用がない状態ですので、就いている職業などのステータスが高い人以外は、金利が高くても消費者金融などの借りやすい金融商品を選んで、信用を高めるようにしましょう。何度も借りては返してを続けていくことで信用が高まります。

消費者金融の場合は、初めての人に限り期間限定で利息0円というようなサービスも提供されていますので、そのサービスを活用しましょう。30日以内で返済できれば、利息を支払う必要はありません。お得に借りることができるサービスの有無も含めて、金融業者を選びましょう。

まだお金を借りることに対して不安があるかとは思いますが、大手の金融業者であれば、きちんとサポートを受けることができます。まずはここで紹介した安心して利用できる大手の金融業者で申し込みをしてみましょう。

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