ATMからキャッシングする方法は、銀行や消費者金融が発行するカードローンやクレジットカードがあります。ここでは、クレジットカードに分類される「dカード」でキャッシングする方法について解説します。

このカードの特徴は、クレジットカードとしての利用だけでなく、ポイントカードや電子マネーなどの機能が付いているという点です。そのため、財布の中のカード枚数を減らすことができるのでとても便利です。

また、ドコモの利用料金の還元やローソンの買い物での値引きサービスなどが受けられます。カードの種類は、“dカード”と“dカード GOLD”の二種類から選ぶことができます。

すぐに使えるキャッシング

  1. プロミス

    プロミス

    ・最短3分の融資も可能
    ・初めてのお客様は利用で30日間特典あり!
    ・カードレス、郵送物はなし!全てWeb完結もできて楽々便利

    ※お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
    ※お申込時の年齢が19歳以下の場合は、収入証明書類のご提出が必須となります。
    ※30日間無利息サービスの利用には、メールアドレス登録とWeb明細利用登録が必要です。
    ※高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)はお申込いただけません。

  2. SMBCモビット

    モビット

    ・10秒簡易審査で結果がすぐわかる!
    ・WEB完結申込で郵送物/電話連絡なし!
    ・近くの銀行/コンビニで24時間利用可能

    ※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。

dカードとは

dカードとは、携帯会社のドコモが発行するクレジットカードです。ドコモの携帯料金が還元されるのもそのためです。ドコモ契約者であれば、無料会員サービス「dポイントクラブ」の加入で毎月の携帯利用金額に応じてdポイントがたまります。たまったポイントは手数料無料で電子マネーへ交換できるのでお得です(キャッシュバック手数料は20%が一般的)。

年会費は、家族カードやETCカードを含めて初年度無料です。前年度の利用が無ければ2年目から年会費が発生しますが、利用があれば2年度目以降も無料です。年内に1回でもショッピングなどを利用するだけで無料になります。

dカードのキャッシング特徴(スペック)

dカードでキャッシングする際の金利、限度額、利用条件などについて解説します。

金利について

ショッピングを一括払いにすると利息がつきません。しかし、キャッシングの場合、金利に基づき日割り計算で利息がつきます。金利は、dカードの場合は年率18.0%、dカード GOLDの場合は15.0%です。

限度額について

限度額は、dカードの場合 5万円~90万円、dカード GOLDの場合5万円~100万円です。ただし、利用できる金額はこの範囲内で審査によって決定します。ただし、クレカに申し込めば必ずキャッシング限度額が与えられるわけではありません。ショッピング枠は承諾されてもキャッシング枠が与えられないケースもあります。

利用条件について

利用条件は下記の通りです。

  • 個人名義であること(法人名義の申込みは不可)
  • 年齢が満18歳以上(学生は除く)
  • 安定した継続収入がある方
  • 本人名義の口座を支払い口座に設定できる方
  • その他に定める条件を満たせる方

これらの条件を満たす方であればカードに申し込むことが可能です。また、未成年の方は保護者の同意が必要です。

自分に与えられた限度額や金利を確認する方法

dカードでキャッシングするには、限度額や金利を把握しておくことが非常に重要です。限度額を確認するには下記の方法があります。

  • 毎月送られてくる利用明細書
  • クレカが送付されたときの台紙
  • WEBサービス

WEBサービスの場合、「キャッシング設定内容照会」より確認することが可能です。このサービスを利用すれば、郵送による書類発送がなくなるので家族などに詳細を見られる心配がありません。

金利は、dカードの場合には年率18.0%、dカード GOLDの場合には15.0%と固定されているので、覚えておくと良いでしょう。

キャッシング枠の審査基準

dカードのキャッシング機能を利用するには、ショッピング枠とは別に審査に通る必要があります。審査基準の中でも重要とされるのが、毎月安定した収入があることと信用情報です。

申し込みの際に年収を記入する項目がありますが、実際には毎月の収入が安定しているかどうかが問われます。そこで、職業や役職などの雇用状態が重要視されます。そのため、収入が不安定な個人事業主よりもアルバイトの方が審査がスムーズに終わります。

信用情報では、過去にきちんと遅延なく返済しているかが確認されます。そのために使われるのが、個人信用情報機関(CICなど)です。ここに共有されている個人情報に金融事故を起こした記録が残っていたら審査には通りません。
さらに、ドコモの携帯料金の遅延情報は自社でも管理されているため、審査の際に確認していることも考えられます。

カードローンやクレカの審査では在籍確認を必須とする金融機関が一般的ですが、dカードの場合、在籍確認は原則されていません。ただし、何か問題や不明点などがあった際の電話確認があります。

限度額を増やす方法

dカードのキャッシング限度額を増やすには、増枠の申請をする方法があります。ただし、増枠するには審査が必要です。申込方法は、インターネットで「ご利用枠の設定・増枠お申し込み」から進みましょう。

申込みできる方は下記の通りです。
・dカードもしくはdカードGOLDの本会員の方
・年齢が満20歳以上の方

本会員の方のみなので、家族会員の方は申込みできません。また、学生の方や65歳以上の方はインターネットからの申し込みでなく申込書での手続きとなります。学生の方は上限5万円、満65歳以上の方は上限10万円までとなります。

場合によっては申込内容の確認のため、勤務先や自宅に電話があることも想定しておきましょう。審査結果は書面による回答となります。

借入方法

dカードでキャッシング(借入)する方法について解説します。

まずは、キャッシングリボの利用枠が設定されているかどうかの確認が必要です。カードを持っていてもショッピングの利用しかできない場合があるためです。設定されていることが確認できれば、利用可能額の範囲内で何度でも繰り返し借入することができます。

借入方法は、ATMからの引き出しや振込などの方法があります。

ATMの場合、全国の提携する金融機関やコンビニなどで現金を引き出すことが可能です。振込の場合、WEBサイトやdカードセンターへの電話によって手続きすることが可能です。申込みの3営業日後ほどで指定する口座に振込まれます。

借入の最低金額は1万円以上1万円単位です。ATM利用手数料は、1万円以下の利用で100円(税別)、1万円超の利用で200円(税別)です。

また、ATMによっては利用時間や、返済方法(一括払いもしくはリボ払いなど)によって利用ができないケースがあります。無駄足にならないためにも、各ATMの金融機関や店舗などに事前確認してから利用しましょう。

返済方法

dカードでキャッシングしたお金を返済する方法について解説します。

返済方式は毎月の定額返済に加え、ボーナス月の増額返済が併用できます。返済期間(回数)は、最長4年3か月(51回)の範囲内で設定することが可能です。最低返済額は、利用枠が50万円以下の場合1万円(1万円単位)、利用枠が51万円~100万円の場合2万円以上(1万円単位)となります。ボーナスの併用は年2回で、1万円単位で増額できます。また、毎月の返済額の変更も可能です。

返済日は、毎月15日締め翌月10日になっており、登録口座からの自動引き落としとなります。ショッピング枠の利用と一緒に支払う形となります。

また、毎月の返済額を一時的に増額できる繰り上げ返済にも対応しています。申込方法は、WEB、電話、振込みやATMなどの方法があります。

電話からの申し込みの場合、自動音声で24時間対応です。受け付け時間が限られていますが、オペレーターと話をしながら手続きすることも可能です。指定口座への振込みの場合、残高の一部でも全額でも返済することができます。この場合、インターネットバンキングと併せて利用すれば24時間の利用が可能です。

金利(手数料)を安くするには、なるべく少ない回数で1回あたりの返済額を多く設定することが重要です。

dカードで海外キャッシングをする方法

dカードは、世界150か国以上で利用できる海外キャッシングサービスに対応しています。空港・駅・銀行などに設置されているATMから、dカードと暗証番号だけで現地通貨を引き出すことができます。

利用方法は日本のATMとほとんど変わりません。しかし、画面の説明は英語か現地の言葉です。そのため、事前にネットなどで操作手順を確認しておく必要があります。中には、実際にシミュレーションできるサイトなどもあるので、事前にマスターしておけば現地で慌てる心配がありません。

dカードの海外キャッシングを利用するには、あらかじめ「海外キャッシュサービスご利用枠」の設定が必要です。申込みはdカードセンターへの電話で行います。

キャッシングとカーローンは何が違う?

dカードのキャッシング方法を説明してきましたが、カードローンとはどんな違いがあるのでしょうか?2つの違いを知っておけば、うまく使い分けられます。

クレカの利点

  • 海外でのショッピングやキャッシングができる
  • ポイントや優遇サービスが充実
  • 買い物や飲食の支払いに利用できる

カードローンの利点

  • 利用限度額が高い
  • 金利が安い
  • 分割払いに対応している

このように、ショッピングの利用が多い方や海外に行く機会が多い方の場合はクレジットカード、 キャッシングの利用頻度や高額利用が多い方はカードローンと、シーンに応じて使い分けるのがおすすめです。

キャッシングができない理由と対応策

カードをATMに挿入しても、キキャッシングが利用できないというシーンに出くわすことがあります。その理由には様々な例がありますが、返済しているのにも関わらず利用できなくなってしまうケースについて掘り下げてみましょう。

クレカでキャッシングしても、きちんと返済すればその分だけ借入することが可能です。しかし、きちんと返済したにも関わらず利用できない場合、利用可能枠が復活するまでのタイムラグが考えられます。

そのため、返済で引き落としされたことを確認できても、利用限度額が元に戻っていないことがあります。どのくらいで元に戻るのか気になるところですが、その処理時間は金融機関によって異なります。確実な原則が設けられていないのが現状のため、カードが使えない時は一度センターに問い合わせをしましょう。

まとめ

dカードのキャッシングについて解説しました。もう一度ポイントを箇条書きで紹介します。

  • ポイントカードや電子マネーの機能が付いている
  • ドコモの利用料金の還元がある
  • ローソンの買い物での値引きサービスがある
  • 金利、限度額、利用条件などは標準的
  • 審査基準は、安定収入と信用情報
  • 増枠の申し込みはインターネットから
  • 借入は、全国のATMや振込による方法がある

これらのポイントに加え、オンライン申し込みで来店不要な手軽さもポイントです。dカードのキャッシングについてもっと知りたいなら、資料請求がおすすめです。カードによってもサービスや優遇ポイントなどが異なります。もっとも利用価値のあるカードを厳選してから申し込みましょう。

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